それなら僕と踊りませんか(ハウルの動く城(2))

社交ダンスをやっている後輩がいて,先日,パーティーに誘われたのであるが,忙しかったために断った.彼の話を聞いていると踊る相手の意図の流れを上手く読んでやらないと噛み合わなくて足を踏んでしまったりするようである.そういうとき相手をリード出来れば格好いい.一方が相手の意図を掴んでうまく流れに乗せてゆく,そういうときに大人と子供という区別が現れるように思える.
この点においてハウルは大人である.彼のダンスは凄いよ? 初対面の少女であるソフィーを掴まえて空を飛び,そのまま空中で二人ステップを踏むのである.地味なソフィーにダンスの素養があったとは思えないから,あれはハウルのリードである.二人の息はぴったりで,折りしも地上で踊っていた他の大人たちにひけを取らない.惚れちゃう.

木村拓哉の声がまたいいんですわ.この色男.

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