僕としては水谷紫さんをガン見ガン聴していたのですが,和希がいま誰とこころ近くしてるかははっきりと判らないので,紫さんから告白されたときに僕はやったーと思ったものです.判らないといえば冒頭,話の流れからすると千花子が飛び級してるか和希が留年してるかしかなかったのですが,6:4で飛び級のほうだと思ってたのよね.そのうち留年だということがはっきりしたあたりでSkyprythemのありようが見えてきました.まっただ中にある出来事は急いで描かれる必要がない.
学校の行事や日々ともにする行動はそれぞれが特別で,だけどやっぱり日常には違いないとでも言わんばかりにすぐ薄れてく.10年経ってから思い出して,そんときようやくお話になるのだよ.流れのまっただ中にいるときは前から流れてくるものを受け取って,また後ろへ流してゆけばよいです.
日々の流れにあらがって立ってるだけでも大変だなぁと.和希が自室へ帰るたび揺らいで,また起き上がって出かけてく様子が好ましいです.
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紫さんたいへん可愛いなぁ,というところで,ほかの娘さんたちには触れたくない気分です.よいクリスマスだな.
天才ピアニストという外向きな前書きに対して話がプライベートなところに収まってるのもよいです.ピアノが上手なのはそれはそうとして,もっとこう些細なところを拾ってゆきたい.
来年もギャルゲーがこんな風でありますように.