KissからはじまるMiracle

キスはすげえですね.地道に選択肢を辿ることではなくって.

はるか

 「この日に,パパとファーストキスしたって……

  ママが言ってたの!」

はるか

 「あたしの記憶では,キスしたって聞いてるの!」

って時間遡行者が言うからには,キスが選択肢に対して圧倒的に先行するのです.

他にいろいろ記憶してるならまだしも,これだけっていうのが効いてる.

翔太郎

 「これまでロクに話したこともなかったのに,たった三日間で恋人とか……常識的にも無理があるだろ」

そりゃ,漫画なんかでは『一目惚れ』なんてのもあるけど

例えば沙蘭先輩が一目惚れをして,三日で男性とキスをするなんてことはまずあり得ないだろう?

一目惚れの話は前回したけど,それどころではない展開でした.

というのは,何周まわれるのか試してみたのです.なるべく話が展開しない選択肢を辿ってたら,ずっと同じ三日間の繰り返しになって,そのうちはるかに怒られるんじゃないかなぁとか期待して.いや,はるかには悪いけど.

そしたら5周目で当事者の意志によらず頭ごっつんこするような感じで強制キスでした.で,そのまま幼なじみの人と恋人関係に進むのですが.

繰り返す日常の中で

深まっていくキミとの絆

キスをして,そこから未来が始まる!

(With Ribbon OPより)

いや,絆,深まってないからさ.なるべくこれまで通りに接してたわけだしね.しかし,それでいい.

普通に?話を変化させる方向で選択肢を辿ると,翔太郎に依存しがちだった幼なじみの陽奈さんが周を重ねるごとに自分でいろいろ動くように変わっていって,はるかのママっぽくなってゆくので,もちろんそういう段取りの先に当事者の合意の元でキスをしてもおふたり同じように恋人関係に進みます.

陽奈さんを変えてゆく,話を進めてく,っていう手順を踏んでも踏まなくても,ふたりおんなじように恋人になるっていうのがお気に入りポイントです.

むかしむかし,とらハというゲームがあって,好感度に関わりそうな選択肢への応対が恋人への道と関係しないことに驚いたのを思い出したのです.選択肢をどう辿ろうが話は進むのです.そして陽奈さんと恋人になる場合,話が進んでいるかどうかということすら求められないのでした.

僕にとって楽しいような目眩のする振れ幅が随所にあるのです.

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