市川崑

監督を意識して見たわけでないのに,あ,それ見てるよ,というのがぽろぽろ出てくるのが大御所というものか.

「犬神家の一族」(1976, 2006) 佐清のお母さんに涙するべし.
「古都」(1980) 何度も映像化されてるこの話の撮影的な見せ場は,生き別れの姉妹が一人二役でもって抱きしめる場面なんだろうけど,なるほど,いかにも好きそうであるね.
「竹取物語」(1987) なんとUFOである.びっくりだ.
「天河伝説殺人事件」(1991) 榎木孝明は僕らのイケメンヒーローだった.映画では上杉謙信,大河では日野俊基である.友達とふたりで考えたオールスター三国志では,関羽役が榎木孝明だった.配役はおおよそ決めたはずであるが,あとは劉備が野村宏伸ということしか思い出せない.昨年,彼の結婚式で配られた厚紙には,夫婦のプロフィールのところに好きな三国志の武将という欄が(夫婦ともに)あって,懐かしく思った.
「新撰組」(2000) すんません,すごいけど,眠いので途中で止めました.これもこの人だったのか.いや,やっぱり,なるほど,としか.

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