ONE10周年

なのですか?

つうことはあれだ,RPGやめて奈良へ帰って,別の趣味(フリーウェア開発とざう絵)を見つけるまでのちょうど一年の空白の時期に出会ったことになる.

と思ったが,僕にそんな空白はなかったはずだ.ちゃんと記録を紐解くと,奈良へ帰ってもまだ僕は1年間RPGを続けていて(おかしいな.やめようと思って帰ったのに),あと例のエキスパンドブック絵本を作るために絵をばりばり描いていた.

http://archive.mag2.com/0000018354/20000414060000000.html?start=200

2000年の一覧に載ってるけど,これいったい何部作ったのだろうか.プレスと頒布には僕は携わっていない.

つか,忘れていたようで次から次へと思い出してきたのだけど,1998年の夏はこれで最後と思ったから,それまでに作った物をまとめたり新たに書き下ろしたりしてジャンル創作少女でコミケに出展したのだった.夏に全く研究室へ行かなかったのはその作業が忙しすぎたからだ(山で修行をしていたと後で言い訳した).

大学院のほうへは相当行ってなかったが,忙しい一年だったのだ.そういう時期の夜中から朝方にかけてたぶん,布団に埋もれながらONEをやってた.

里村の話がまるで天夢航海の1エピソードみたいだったからびっくりして,それで好きになった,という話はもう何度もしたよね.

僕の夜とゲームの女の子との小説みたいなファンタスティックは,確かにこの頃,確立されたのだった.

1998年の自分に戻ったほうがいいような気がして何度かもがいてみたのだけど,無理に戻るとかいうものではないようで,今は成り行きにまかせている.だいいち自分だけで自分が変化するということはなくて,誰と新しく出会ったかに影響されるものだから,わからん.

1998年のこと思い出そうと漁っていて,自分でつくったお話の自分でつくったフライヤーを見つけた.まずは疏水の疏の字が違う!とだけ10年前の僕に対してツッコんでおきたいが,それよりもなによりも,これを見ても僕が用意したのがどういう話だったのかほとんど思い出せない.他には覚えてる話もあったのでちょっとショックだった.

でも案外,もう10年くらい経ったら思い出しているかもしれないね.

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