Φなる・あぷろーち(PrincessSoft)

僕がゲーム内の存在として参照し,操作する主人公の口数が少ない場合には,自然,僕がフィクションの人たちの話を聞きにゆく気持ちになる.そこに気になる人がいて,その人と面会してインタビューを繰り返すような気持ちである.そうやって世話を焼かなければ彼らは話すことが出来ないのであるし,こちらとしても世話を焼く相手がいることに幸せを感じる.

本作では主人公に話したいことがあって,またそれを聞いてくれる人たちが居るため,僕がフィクションの人たちに話を聞いてもらうような気持ちになる.話したいことがあって,聞いてくれる人がいる.悩み事があって,それをガチンコで考えてくれる人,生活の観点で考えてくれる人,いろんなレベルで付き合ってくれる人がいるということ.第一に,話したいことが自分の中にあると思えることが幸運であるし,そのときそれを聞いてくれる人がいるならなおさら僥倖である.そうしためったにない出来事に僕を巻き込んでくれた彼らに感謝したい.

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