D.C.#5,#6

#5 ある者がやむにやまれぬ事情で別の姿をとって出てくるというのは痛々しいし(例:沢渡真琴),突然ある人が嘘になるのも苦い青春なので(例:出田雪乃,神鳥智奈),頼子が隠しごとなしに見たまんま猫又扱いされてるところが幸せ.

朝倉兄妹は洗濯なんかは普通に出来るけど料理の腕前が良くなくて,二人でそれを憂えている様子が描かれている.出来ることと出来ないことをいちいち採り上げることによって中学生の兄妹が二人暮ししている感じがよく伝わってくる.

#6 海水浴の話.芳乃さくらの水着があまりにも不憫である.あんたそんな水着しか着れないのか.売り言葉に買い言葉で,彼女としても自分の小さな身体のことは冗談にしてしまうしかなかったのであろう.純一にサンオイルを塗ってもらおうがじゃれあいにしかならず,彼が戸惑いを覚えるのは無論,音夢の背中のほうである.きっと羨ましかったろう.

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