音夢とさくらの神隠し

あるいは行動と認知のお話.京都へ引越しする前に売ったつもりでいたダ・カーポであるが,部屋の目に付くところに箱が置いてあるのをさっき見つけた.売ってしまったような気がしていて,おととい部屋をひっくり返して探してもやっぱりなかったからそうだと思い込んでいたのだけど,不思議な感じである.昨日,今木さんとのお電話で「実は売っちゃったけど今は反省してます」と懺悔した直後であるので,それを聞いてあちらのほうから出てきてくれたように思える.あるいは,今日,疲れた足を引きずって電気街を探して回ったおかげかもしれない.
こういうときは一通り行動した後でないと新しい視点を持つことが出来ないようである.僕の行動によって神隠しの扉が開いたかのような,まとまりのあるストーリーが連想されるのはきっとそのせいであろう.

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