おはなし,おはなし,おはなし

レレレレドシラシドシラ

この音階に根拠なんかなくて

目的もあやふやで秘密もない

(KAN, “めずらしい人生”)

この投げつけてくるような歌い出しが大好きで,僕にとってもいまやおはなしを作るということは根拠も目的もないようなものを探ることでした.

RPGのために,星のむすめさんのためにであるとか四葉のために僕は書いてきたのだけど,そこからずっと距離を置いてみてようやく,誰か読む人のためのおはなしというのがあるんじゃないかと気づいたりしています.

おはなしの種を手放したつもりでいたのだけど,そう考えたら,新幹線のなかでキーボードを開いたとき,ひとつのおはなしが始まっていました.

このおはなしが今後どういう風になるかは判らないのですが,しばらく書き続けてみたいと思います.

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