星の数ほどもある素敵なことから自分の好きなものを選ばなくちゃならないのか.

紐の切れた凧のことをよく想像するのですが,どこか見えない場所まで飛んでいってしまいそうな気持ちで,空の星を思えばいくらでも綺麗で,ご飯はどんどんおいしくなくなるという話です.飯屋ではメニューからなにか注文しないと腹がふくれないように,選ぶということが形を息づかせているのかしら.

凧と紐のことを考えなくていいように、星の影のようなものを拾おうとするのだと思います.足元にあるのかなぁ.暗かったり明るかったりでよく判らない.ひとりそういうことを考えることのできた夜明け前に掴めそうなのは,星を縫いつける糸でしょうか.

あれがデネブアルタイルベガとはるかに線を描くよりも,どうやってか手に取れないかなぁ.光と言ってもいいし,音かもしれないのだけど.

フィクションと僕を繋ぐなにかのことです.

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