時をかけるボタンはない

真琴のタイムリープはリセットボタンを押すことには相当しない.真琴のタイムリープはボタンによる自動装置の作用ではなく,彼女なりの信念に基づいた奇っ怪な行動によって発動される.そこに僕は星占いを信じて行動する少女との差をあまり感じない.おまじないのようなものを信じて走ったり転げ回っている真琴の姿を,周りの人たちは何やってんの?という目で,しかし温かく見守るのである.そして,何やってんだか判らない彼女だけの流儀を理解できてしまうというのが真琴と千昭とのラブである.ああもう,なんで走ってんだようおまえは.でも,俺わかっちまったからさ.

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