鉄道の時空

図鑑の迫力というのは写真の配置によって世界を描く点にある.動物界,植物界,あるいは鉱物界,というのは古めかしい言い方であるが,あとはその,界はつかないが人体から宇宙までの,写真,写真.あるいは,プロダクトを図鑑に収めるということはモデルチェンジの歴史になる *1.写真の世紀と大量生産の世紀は大雑把にいって等しい.

自分がまだ生まれてなかった頃の新幹線や機関車を小さい男の子が見知っているのは,図鑑が,特にプロダクトを収める場合には,同時代の広がりだけでなく生物の種よりも急激な時間的変化を扱うためである.

http://gs.dengeki.com/suteki/blog/2008/01/15/post-14.html

それはそうとして,このひとの場合.水姫も似たことを言ってたけど,やはり知り合いの子供さんとかが電車や新幹線に詳しいのと近いセンスのように思える.際限ない子供力によって,詳しいんだよなぁ,こういう場合たぶん.

*1:Nipponstyleなどを参照

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