オープニングで

一言ずつ台詞てのはKanon(1999)であり,もちろんSNOW(2003)でもあるわけだけど.SHUFFLE!(2004)もそうだけど,それこそ水姫から借りっぱなしのMOON.のプロモムービーも文字と台詞ばかりだね.最近あまり見ないような,というか水姫が見てないのならないんだろう.

それ散るのOPみてびっくりしたのは,台詞がみんな恋愛がどうのこうのという話だからで,ゲームの女の子って恋はするけど恋についてあまり語りはしないのに,それを一気に見せられるからうわっと来るのでした.むしろ,ゲームの女の子が恋愛を語ってるとこに彼女らのガチンコを感じた.

実はあれが作中の台詞だったかどうかはちょっと覚えてない.雪村しか追っかけてないからってのもあるけど.

『同窓会』のマニュアルみたいってのはあれからないねぇ.ハニカミあたりでそういうのやっててほしかった.

“キャラ紹介時にキャラを端的に表現する簡単な台詞を”ってあれ僕は出来なかったんだよね.代わりにいつもページ1枚くらい話を書いて読んでた.キャラクターの性格を掴んで喋る,喋らせるっていうのが出来ないんだよね.

キャラを端的に表現する,おそらくはキャラを眺めると言い換えてもいいその教えとは相反していたけど,僕はキャラクターに入り込める人たちが羨ましかった.以前,RPGっぽい人が目の前にいたので,うちの後輩たちにはキャラクターに入り込める人が居たんですよ!って僕が嬉しそうに話したら,割と白い目で見られてぐんにょり.そういうのも喜ばしいものとして成り立っていたのは幸運なケースだとは判っていたけど,しかしやはりぐんにょりだ.

コメントを残す