D.C.II

オーラス,D.C.編.というかさくらさん編.つらーい時間のはじまりです.三度涙ぐむ.

さくら「今は遠い昔のあの娘の笑顔に小さな祝福を」

アッシュブロンド,ルビーの瞳の女の子,アイシアがどう関わってくるのかについては僕のなかでも諸説あったのだけど,ひとり時間を跳んじゃう人間が出てくるとふたり,三人目も易しいので,50年前からタイムスリップ後,記憶喪失で露天商やってるでOKだと思う.さくらさんを連れ戻すには彼女の力が必要だろうて.

最後にD.C.らしくでっかいDa Capoしました.だけどFineはD.C.II P.S.へ持ち越し?ってこれ発売当時にやってた人は泣くなぁ.まぁ,初代をやってたらだいたい意味は判る.件のばあちゃんの魔法の桜が,ばあちゃんの魔法で作った樹じゃなくて,どっかにあった魔法の樹をただ植えただけっつうマニアックな裏設定*1がいまさら効いてくるっぽいですよ.じゃあ,その樹はどこから来たの?という.

はい,D.C.,D.C.IIはまだまだ続くのだけど,まずはこれで一区切りだね.足かけ三ヶ月と十日でした.

*1:D.C.公式ビジュアルファンブックより.裏設定に限らず,女の子の事情の深刻さに対応して置かれる軽さが好みだった.第1回さくらちゃん救出作戦かーいぎ,とか,音夢のドラマ仕立ての死んだふりとか.これは御影っちの大きな特徴なのでD.C.IIにはないところ.D.C.IIでは深刻なものはそのまま深刻になる.望月JETの場合,接触テレパシストの問題を一流の面白テキストでさばいてゆくわけだけど,ななかたちの抱える問題はまた別のところにあるので,そこは他の話の深刻さと足並みを揃えている.

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